パースの基本

こんにちは、さけのじです。

2級建築士として住宅、外構の設計・施工管理の活動をしています!

パースを描いてみたいけど、いまいち描き方がわからないよ…

さけのじ
さけのじ

パースは描き方さえ覚えてしまえばだれにでも簡単に描けるよ!

基本から見ていくからパースの描き方を楽しく学んでいこう!

パースについて

パースとは英語の「Perspective Drawing」を略したもので「透視図」とも呼ばれ、

遠近法という図法を用いて描かれます。

遠近法とは遠近感を表現するための絵画の描き方です。

近いものは大きく遠いものは小さく描かれます。

遠近感のない図

遠近感のある図

パースの種類

消失点

遠近感を表現するためには近いものは大きく、遠いものは小さく描きます。

遠くにあるものほど小さくなり、最終的にはある一点で消えるように描きます。

この一点を「消失点」といいます。

先ほどの遠近感のある図をもっと引いてみてみましょう。

消失点 点V

点Vが消失点です。

パースは消失点の数により種類分けされていますので、次からはパースの種類を見ていきましょう。

1点透視図

消失点の数が1つのパースです。

1つの方向への遠近感を表現しております。

1点透視図

2点透視図

消失点の数が2つのパースです。

2つの方向への遠近感を表現しております。

2点透視図

3点透視図

消失点の数が3つのパースです。

3つの方向への遠近感を表現しております。

3点透視図

4点透視図

消失点の数が4つのパースです…と言いたいところですが4点透視図はありません

私たちが生活している空間は3次元(高さ、幅、奥行き)です。

消失点は高さ、幅、奥行きそれぞれに対して1つのため4点透視図はありません。

等角透視図(0点透視図)

消失点が1つもないパースです。

あれ?パースは消失点がなくても描けるの?

等角透視図は消失点がありませんが、遠近感を表現できます。

等角透視図

他のパースと異なり消失点がないため、ある1点に集まるということはありません。

それぞれの方向に平行に線がのびていき遠近感を表現しております。

等角透視図は「アイソメ図」、「アクソメ図」と呼ばれることもあります。

まとめ

今回はパースの基本を紹介しました。

パースの基本のポイントは以下の通りです。

パースの基本
  • パースについて:遠近法という図法を用いた絵画
  • 消失点について:遠近法により遠くのものが小さくなり消える点
  • パースの種類:消失点の数により1点透視図2点透視図3点透視図等角透視図(0点透視図)に分けられる

パースの基本は以上になります。

パースの基本はだいたいイメージがついたよ!

さけのじ
さけのじ

次回から実際にパースを描きながらそれぞれの透視図の描き方を学んでいこう!

以上、さけのじでした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA